2027年12月31日

音楽の「中」へ、音楽の「外」へ

当ブログは2013年5月に始まりました。そもそもはDTMがはかどらない私なんくいが
見切り発車的に始めたブログなんですが、徐々に色んな企画を始めるようになって
きています。その方向性を要約すると、この記事のタイトルになります。

私はDTMerを志している(ちょっと開店休業状態ですが・・・頑張ります)こともあり、
音楽の作りかについては一応それなりの知識はあります。その知識をオープンにする
という目的で、音楽理論などの記事を書いてきました。しかし、これはブログで記事を
書くことで分かってきたことですが、音楽を作るという目的以外にも音楽理論に需要が
あるようなのです。つまり、音楽をより深く理解するために音楽理論が助けになる。

私はそもそも、音楽を作ることと聴くことを分けたくないと思っています。もっと気軽に
音楽を「作る」とまではいかなくとも、その手前の行為に親しむようになってほしいと
思っていますが、それは段階的に進めるべきだろうなあとは考えています。ただ、
音楽理論などで、好きな音楽をより深く「理解」しようとする試みは、その一歩に
なると思っています。

そんな私の思いを今回「音楽の「中」へ」という言葉で表現してみました。人が音楽を
気に入る時は、その音楽の中に入り込むことが出来た時なのではないかと最近思います。
この詳細はいずれ書きますが、音楽の「中」に入り込むことを助けるコンテンツを充実
させたいなあと思います。

それと同時に、音楽の「外」へも目を向けたいと考えています。自戒を込めて書きますが、
音楽好きは音楽を社会から独立させて考えるクセがあると思います。しかし、音楽を
初めとするエンタメコンテンツは、社会と独立して存在することは出来ません。

ですから、私達の好きなものを守るためにも、音楽の「外」にあるものにも関心を向けて
いきたいなあと考えています。と言いつつも、地に足をつけることも大事。音楽好きに
とって、音楽と社会との接点で問題になる主たるテーマは「著作権」と「表現の自由」の
2つのテーマだと考えます。これらについても、このブログの大きな柱として記事を
書いております。

そういう趣旨で展開しているブログです。末永くよろしくお願いいたします。
posted by なんくい at 00:00| Comment(0) | あいさつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月05日

今週の10曲20260202〜20260208【後半戦】

2月最初の週。今週の10曲の後半戦はこの曲から。Penthouseで「青く在れ」


『第6回全国大学対校男女混合駅伝』のテーマソングだそうです。駅伝ファンの私はこの駅伝のことも当然知っていまして。去年までは順天堂大学に小暮真緒さんという強い選手がいたのですが卒業してしまったので今年はどこに見どころがあるか。多分城西大学が強いのではないかなと思いますが、さて。それはともかく、この曲あまりPenthouseっぽくないなあと感じました。2コーラス目には彼ららしい展開も見せますが、ちょっとロック色が強い。でもそれは決して悪い意味ではなく、彼らの幅の広さを見せつける好チューンとなっています。ちょっと変わりつつあるJポップのトレンドを意識したのかな。

続いては、ミーマイナーで「レモンガール


男女混合バンドですね。ボーカルとドラムが女性でギターベースが男性。音楽性は典型的なガールズロックな印象がありますね。SHISHAMO直径というか。この辺はボーカルの子の個性が前面に出ているからかもですが、曲の展開にしても相当凝っていて、かなり達者なグループとお見受けします。個人的にはドラムさばきが好みですね。

続いては、Somさんで「ミッドナイト」


女性のシンガーソングライター。いわゆるソウルフィールの強い音楽性で、譜割りの細かい感じとかはHip Hop以降のソウルミュージックというテイスト(メロディの感じとかもろですね)で、こういう人がもっと出てきてほしいですね。このブログでも頑張って取り上げたりしますが、なかなか続かないんですよ。息長く活動してくれれば、絶対に需要はあると思いますので、頑張ってもらいたいです。

続いては、SIRUPさんで「今夜」


ということで、男性ですがコンスタントに頑張ってくれているSIRUPさんに繋ぎます。この人の場合は色んな人と共演したりという柔軟さもありますね。この曲ではYaffleさんをプロデューサーに召喚し、曲も共作しているそうです。この人の作る曲こそがプロテクト・ミュージックだと思いますね。今この世知辛い世の中で響くべき、本当のソウルミュージック。「ニュースの届かない場所へ」というラインが色々深読みを誘いますが、今のJポップのトレンドと似ているようで少し違う。その違いが決定的だと感じさせてくれる1曲。シビれましたね。

今週のラストは、Conton Candyで「Rookies」


Conton Candy頑張った! これは「ファジーネーブル」を超えたでしょう。楽曲もメッセージもバッチシ! おじさんちょっと感動してしまったよ。アニメのタイアップというのもあるのでしょう。(彼女たちがここ最近アニメ曲を多く手がけて腕を磨いてきたことはディスコグラフィーを聴けば分かります)しっかり作品を読み込んで理解し楽曲に落とし込むことで生まれた面もあるのでしょうね。この曲パッと聞きも良い曲ですが、何回も聴くほどにじわじわと真価を発揮する、そういうタイプの曲。でも「ファジーネーブル」もそういう曲でしたね。中毒性が高い。でも「ファジーネーブル」が出来てしまった名曲だとすれば、この「Rookies」はバンドの意志で作り上げた名曲と言えます。こんな場末のブログで絶賛されても彼女たちには何の得もないでしょうが、大騒ぎするべき名曲だと声を大にして言いたいです。
posted by なんくい at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月02日

今週の10曲20260202〜20260208【前半戦】

いやー、もう2月ですか。

今週の10曲の前半戦。先ずは、レトロリロンで「リコンティニュー」


勢いを増していますよね。そしていつしか、音楽性も今のシーンのど真ん中になってきているように感じます。ミセスとか好きな人に刺さりそう。でも、彼らの歩みを見ていると、それがちょっと痛快だったりする。この勢いだと売れるのも時間の問題な気がするけど、そこからが本当の勝負じゃないかな。

続いては、back numberで「どうしてもどうしても」


オリンピックがあるということで、これはNHKのテーマソング。でも真正面に「オリンピック・テーマソング」と称するのでなく、他のスポーツにも流用できるように「ウインタースポーツテーマソング」と銘打っているのが今どきっぽいですね。でもback number自体はかつてのテーマソングの列に加わるように、誠実に作っています。頑張ったんじゃないかな。彼らのメロディの良さと勘の鋭さがこの1曲に現れているように感じます。

続いては、SUPER BEAVERで「生きがい」


こちらは、フジテレビのテーマソング。フジは「2026アスリート応援ソング」と銘打っていて、今年いっぱいこの曲を使うということなのでしょう。こちらは格闘技なんかが似合いそうなハードロックな入りから、彼ららしいコード感やメロディを持つ艶やかな曲に仕上がっています。こういう疾走感のある曲で感動を演出しようというのは志が高い(←今ヘンな流行を見せているワードですが)と思いますね。個人的にはもう少しハードに攻めてもらった方が好みですが、オールドメディアと言われても多くの人の耳に触れるまたとない機会でしょうからねえ。充分な仕事をしたと言えるでしょう。

続いては、秦基博さんで「ポケットに魔法を入れて」


こちらはドラマの主題歌。上の2曲が派手な競争の場で気持ちを上げるための歌だとすれば、この曲はそうでない平凡な場面を慈しむような歌。そういう方が秦さんらしいよね。ただ、冒頭のレトロリロンから続けて聞くと、曲調の違いだけで言っていることはそんなに変わらないような気がするんですよね。良くも悪しくも、それが今のJポップの平均値というか。というより、私たちが今こういうメッセージを欲していて、それに見合うようにJポップが進化しているという方がいいのかな。その辺はちょっと考察するに値するテーマだと思いました。

前半戦のラストは、PUNPEEさんで「Mornin'26」


そこからするとPUNPEEさんの天才性というか異質性が際立ってくるのが面白いですね。今の色んな物言いに対する達観した視点というかなんちゃって的な諧謔もありつつ、聴き手に与える効果としては、上記の4曲とある程度似たものを提供できている。そこに多様まブレがある分豊かで高級とも言えるし。あ、この曲のMVかなりヤバいです。必見!
posted by なんくい at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする