2017年03月10日

ユニコーンの暴走中年っぷりに括目せよ

ベテランえらいぞシリーズ。今回はユニコーンです。まあ私が薦めなくても
すでに有名な人たちですけど、現在の彼らは熱心なファンが追うだけだと
勿体ないと思い、その功績も手短に紹介しつつ現在の彼らにスポットを当てた
記事を投入します。

ユニコーンがデビューしたのはバンドブーム真っさ中の1990年代初頭。ただ彼らが
ブレイクしたのは有名なこの曲。ちょっと彼らが個性が顔を出してますけども。



この頃はまだ、彼らの得体の知れなさを熱心なファン以外は認識していなかったでしょう。
ところがここから、彼らは前代未聞のケモノ道を爆走することになります。

ブレイク直後のシングル「デー・ゲーム」でフューチャリングしたのが坂上二郎。
「飛びます、飛びます」のギャグが片岡鶴太郎さんに物まねされて、すでにレジェンドを
化していたお笑い界の巨人です。そんな人を呼んできて、真面目に歌わせる。
何考えてんだこの人。と思ったものです。

その後も小室さんの3か月連続シングル・リリースに対抗して3か月連続アルバム・
リリースなんて荒業を繰り出し、その中でも「PTA〜光のネットワーク」と
小室さんのチープ・パロディを展開したりしていました。

そんな狼藉の限りを尽くしつつも、メンバーはだんだん疲れてきたのでしょうね。
ドラムの川西さんが脱退すると(年長でもありまとめ役でもあった)なすすべもなく
バンドは解散。ただこの解散の時のエピソードもステキなんですよ。メンバーは強硬に
解散ライブはやりたくないと。その理由が「だって俺ら、客の涙の前でやる曲ないっすよ。
『ペケペケ』とかやれと言うんですか」サイコーでしょ。いやサイテーと言うべきか。

その後奥田民生さんはソロとして大成功し、というよりもある種ロック界の大御所的な
存在になっていくのですが(私も大好きです)、常に「ユニコーンの再結成は?」と
聞かれるたび、はぐらかしていたわけです。

それが2009年に突如復活。それもアルバムのレコーディングを完全極秘で敢行し、
完成させてから、年末のカウントダウン・ジャパンの観客が帰るところに、なんと
サンドイッチマンを登場させて「ユニコーンが復活します!」と叫ばせる。
この復活の仕方も彼ららしいというか何というか。

そして、復活のシングルがこれ。


(ここからはデカく貼るのだ)

いやあ阿部B飛ばしてますね。天下の奥田民生がカウベル叩いてるだけとか、
一回しか登場しないサビではテッシーがライトハンド奏法をずっと続けているとか
面白いポイントが満載。再結成して面白みが増しているというか、ますます暴走
している感じが痛快な復活劇でした。ところが、この曲ですら今聴くとまだまだ
カワイかったんだなあ、と思えてしまいます。というのは、今はこんなことに
なってますから。というのをいくつか貼っていきます。

今回のアルバムのコンセプトは、メンバーそれぞれが50歳を迎えたということ。
ということで、それぞれの50歳を記念したナンバーが並んでいます。

先ずは阿部B。説明よりも動画を見て下さい。



ちょっとインパクト強すぎますね。でもこんなしょーもないことを実際にやるには
音楽的能力が半端なく求められますよね。

次は民生さん。最近物議を醸した某バンドは名前だけ拝借で中身は関係ありません。



いわゆるジャパメタですね。続いては川西さん。川西さんは年長なのでこの曲は
2012年のものです(笑)。



続いてはユニコーンのマスコット的(?)存在のEBIさん。



もう何がなんだか、という感じですね。これだけでも、今のユニコーンがちょっと
前代未聞の域に達していることがお分かりいただけるのではないでしょうか。ちょっと
レキシとか好きな人にはハマるかも知れないですね。

ここまで来ると、もう彼らの暴走を止める人はいないでしょうし、どこまで行くのか
その行く末をとくと見守るのが音楽ファンとしての正しいあり方ではないでしょうか。
(ちょっとテキトーな締め)
タグ:ユニコーン
posted by なんくい at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする