2017年05月01日

ラップで鍋島閑叟リスペクト!

今日はメチャクチャ面白い話題を見つけたので、その紹介記事を。

歴史の話題については、当ブログでもレキシをフューチャーしたりしていますし、
個人的にも好きなトピックです。

(強引にでも紹介しておきたかったww)

そこへ、非常にマニアックなネタが飛び込んできました。幕末が好きな方でも
鍋島閑叟という方を知っている人は非常に少ないと思います。私も、知りませんでした。

ただ、この人調べれば調べるほどスゴイ人なんですよ。開国で大騒ぎになるかなり前から
日本の危機を見通し、それに対処しようとして日本が自前で大砲を作れるようにまでした
んだとか。明治の藩閥政治というと薩長土肥と言われますが、薩長土はそれぞれ有名人が
いるのでよく知ってると思うんですけども、「肥って何?」という人すら多いのでは?

「肥」というのは肥前、今の佐賀県でして、そこからは早稲田大学を設立した大隈重信
(立憲改進党で有名ですね)などを輩出しております。その藩主だった鍋島閑叟さんが
先鋭的な改革を進めていたことが、多くの人材を輩出する礎になっていたそうです。

ただ、その藩主さん自らが、権力争いに興味がない人だったそうで(倒幕側についたのも
こちらについた方が争いを最小限にできるという状況判断ゆえだったそうです。でも戦力
的には当然大きかったのでしょうが)それゆえ輩出している人材も地味というか、少し
縁の下の力持ち的な人が多かったようで。(でも日本赤十字社の祖とか今日の礎づくりに
大きく貢献している人がいる)

そんな鍋島閑叟さんの功績を広めようと、佐賀県の県庁広報広聴課が呼んだのがHip Hop勢!
まあ今フリースタイル・ブームですもんね。トラック・メイカーにDJ WATARAIを迎え、
ラッパーとしてKEN THE 390・KOHEI JAPAN・DEJI・K DUB SHINEを招聘し、楽曲を作って
しまったそうです。



その紹介記事がこちらです。
佐賀のヤバさをラップで伝えるそのワケは? 4人のラッパーが知る人ぞ知る幕末の名君を語る

この企画との縁で言えば、DEJIさんは佐賀出身で、K DUBさん以外の3人のMCは早稲田の
GALAXY(ライムスターの3人やジェーン・スーさんもここ出身)出身というつながりがある
そうで。じゃあK DUBさんは?というと出身の渋谷区が、明治時代にその鍋島家が茶園を
始めた場所だそうで、鍋島家は渋谷区では名士中の名士で知らない人はいなかったという
縁だそう。(この辺のくだり、面白すぎる!)

もう1点、触れておきたいことが。このドープなトラックでひときわ異彩を放つサックス・ソロ
ですが、これが武田真治さんが吹いているんですよ。MVで閑叟役として出演しているそうで。
武田真治さんは北海道出身で、北海道の開発に維新後の佐賀藩が積極的に取り組んだそうで、
その意味でも北海道民にとって閑叟は恩人的な存在なんだそうですね。と聞けば聞くほど
歴史の重みを感じる話ですが、非常にコンテンポラリーなナンバーに仕上がっています。
そのスピリットも閑叟に通じるところかも。是非とも味わっていただきたいです。

最後に、この企画のスペシャル・サイトを紹介しておきます。
The SAGA Continues
posted by なんくい at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする