2017年06月05日

祝30周年!エレカシの極私的30曲(22)笑顔の未来へ

エレカシの極私的30曲。ここからはかなりヘンなセレクションになって
しまいます。今日を入れてあと8曲しかないからね。その意味では今回は
シングル曲。非常に王道のセレクションです。


というのもこの時期のエレカシ。出すシングルが非常に素晴らしいというか、
非常に王道的な「みんなに求められるエレカシ」を出していて、非常に思い入れも
あるんです。この後が「桜の花、舞い上がる道を」ですからね。なんとエレカシが
桜ソングをやるという。まあこれも、予告されていたシングルで「ついに」という
感慨がありました。非常にメロディアスな曲ですが、重い手触りを持つ曲でもありました。

そうそう、この時期のエレカシって、メロディがもう一段美メロ度が上がったと
私は見立てています。ブレイク期のエレカシも当時のJポップのエッセンスを取り入れて
メロディアスになっていたのですが。この時期はさらに貪欲に色んな音楽を取り入れた
のではないでしょうか。私の見立てでは、同時代のJポップというよりは、クラッシック
とか洋楽のスタンダードとか、そういうテイストを感じますね。

そんな、クラシカルな名曲の匂いがするのが、この「笑顔の未来へ」から始まるシングル群
でしょう。「笑顔の未来へ」ではサビ前の1音ずつメロディがせり上がっていく辺り。
非常に音楽愛に溢れたメロディですよね。「ドレミの歌」なんかに通じる。

そして、ストリングスが派手に彩るゴージャスなサウンドながら、ハードな面も同居している
(特に間奏の、ボーカルとの絡みは聴きどころ!)というバランス。いやバランスというより、
両面が極端に振り切れたものになっている故に、結果としてバランスが取れているという。
やっぱり、私達ファンはわがままなもので、極端に振り切れた宮本さんが好きなんですよ。
そんな宮本さんを堪能できつつ、バランスが良いという奇跡は、この辺りのシングルから
始まっているように思います。

それは、歌詞の面でもそう。だって「涙のテロリストは手に負えない」ですから。全体としては
非常に前向きな歌詞になっていますけども、やっかいな暗黒みたいなものも感じられる。
そういうエレカシこそが、私達の求めるものですよね。
posted by なんくい at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする