2013年07月14日

音楽業界は「兵糧攻め」にあっている

挑発的なタイトルですが、著作権とお金の問題を考察する記事です。

音楽にたずさわる人がどうやってお金を得ているのか、考えてみます。
それは、大きくいって消費者が支払ったお金と広告収入です。

そのうち、消費者が払ったお金というのは分かりやすいですね。
CDを買ったり、ライヴに行ったり、カラオケで歌ったり。
そういった際に消費者が払ったお金が、大きな収入源になっているわけです。

もう一つの広告収入とはどういうものでしょうか。
世の中にはいろいろな形の「広告」が存在します。
新聞や雑誌、TVなどの広告は分かりやすいですよね。
ネットだって、方々で広告を見かけます。
それ以外でも、サッカーのユニフォームとか意外なところに広告は隠れています。
私の聞いた話では、映画やドラマの小道具なんかも一種の広告なんだそうですね。
映画で有名な俳優さんが新商品を使うことで宣伝効果になる、ということで、
小道具によっては、メーカーがお金を払って使ってもらうこともあるとか。

音楽に関連する広告収入は、先ずは電波で使用される場合ですね。
TVやラジオ、映画などで用いられる場合です。
例えばラジオである曲が流れた場合、その曲の使用料が広告収入から
支払われるわけです。CMのタイアップもそうですよね。
そのCMが流れるたびに、音楽の使用量が発生するわけです。

というわけで、メディアで音楽が流れる場合、その音楽の使用料が発生する。
これが、音楽に広告収入が入る最も一般的な形なのです。

それとは別に、プレイヤーが特定の楽器メーカーと契約を結ぶこともあるそうです。
最近では、ハマ・オカモトさんがニュースになっていました。
ハマ・オカモトさんはベーシストですから、特定のメーカーのベースを使う
(企業名を明かさなければ他のも使えるらしいですけど)代わりに、その使用料を
メーカーが払う、というもの。ちょうどスポーツ選手が用具メーカーと契約を
結ぶのと同じような形ですね。

じゃあ、その広告収入というのはどういうところから出ているのか。
普通に考えれば企業ですが、もう少し突っ込んで考えてみましょう。
ではその企業はどうして広告を出すのか。効果があるからですね。

最近はユーザーの情報に応じて広告が変わるということが可能らしく、
ネットではその人の好みに合わせて「アナタへのオススメ」なんて広告が来ます。
これだって、広告を出すことで、その商品を消費者が購入することを期待して
いるわけですよね。つまり、広告を出すその大本も消費者の払ったお金なんです。

ということで、音楽にお金を支払っているのは、究極的には我々消費者なんですね。
最近、音楽にお金を使う人が減ってきているという話をよく聞きます。
(実際私の周りでもその傾向は強まっています)
それは、音楽業界から見れば、兵糧攻めにあっている。
という事態に映っていることでしょう。
posted by なんくい at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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