2016年02月05日

洋楽虎の穴#30 恒例ちーたかさんの2015ベスト!

今週は、このブログ的には「バニラビーンズV」の発売が大事なのですが、
他にもWHY@DOLL・さかいゆう・蓮沼執太と注目作が目白押しの昨今、
(ホワドルは10日の週でした。訂正してお詫びします)
いかがお過ごしでしょうか。私も、正直追い切れてません。
(いずれは全部聞きますけどね)

そんな新譜ラッシュの折に、寄りによって「洋楽虎の穴」をお送りするという。
これは恒例ですからね。2月にずれこみましたが、やります。ちーたかさんの
ベストを聴いて、ただ感想を書く、というだけの記事です。

ちーたかさんこと高樹千佳子さんの2015洋楽ベストはこうなってました。
年間ベストアルバム2015(洋楽)

ディアンジェロが1位ですか! 私自身も、去年の洋楽ではディアンジェロとケンドリック・
ラマーが図抜けていたかなあという印象があります。(エラソーに言えるほど、たくさん
聴いてるわけじゃないですけど)ロック畑のセレクションが多いちーたかさんが1位に
挙げるとは、ディアンジェロの新作はそれだけ破格だった、という証拠とみるべきかも
知れません。いや、プリンスの80年代みたいにロック系の人に好かれる作品なのかも。

ディアンジェロは既にこのブログでも取り上げましたので(でも厳密には2014だったな)
2位から10位を取り上げることとします。これは、割とどれも評判になってたので
新譜情報は知ってますが、あまりちゃんと聴いてないものばかりです。

先ずは2位のMuse。間違いなくモンスター・バンドというか、今やインディ・ロック界の
フロント・ランナーといっていいかもですね。新作は聴いてないですが、彼らの音は少しは
知ってます。



おっとっと。かなりハードな音ですね。エッジの効いた音を出すことは知っていて、
気楽な気持ちで聴くと大ケガすると覚悟していましたが、予想もしない角度から
ビンボールが飛んできた印象。間違いなくカッコいいのですが、それで済ませては
いけない雰囲気を感じます。これは、ちゃんと聴かないといけないなあ。

もう1曲聴きましょう。


これはいかにもMuseっぽい。ファンの人はみんな好きなのではないでしょうか。
私も好きです。もともとこういうメロディに色気のある人なんですよね。サビが
クイーンみたいに分厚くなるのもイイ感じですし。

2曲だけで「Muse健在!」と結論付けるのは早計でしょうが、リアルタイムで追うべき
音楽であることは間違いなさそうです。

3位に行きましょう。Tame Impalaって知らない・・・いや、どこかで聴いたっけ?


このベースの音、めちゃ好み! はすっぱなドラムとの相性もバッチリだし。
浮遊間のある歌やサウンドからも、この人達が只者でない印象をビシバシ受けます。
サビのヘンなコードの動き方、楽理解説したくなりますね。



だいたいこれで、この人達の感じはつかめたと思います。こういうロックもあるってことが
インディ・ロックの世界が侮れないことの証左ですね。これも、好きだわ。

2位、3位とかなり盛り上がってきました。では4位に行きましょう。
4位はAlabama Shakesだそうです。知らないなあ。


ビブラフォンによるイントロからちょっとジャジーなテイストの今っぽいビートに
乗せて、クセのあるボーカルが耳に残るフレーズを歌う。かなり不思議な曲ですね。



今度は一転アーシーなテイスト。このすき間の多いサウンドメイキングがカッコイイと
思うように、私もなってきたのね。(もともとミニマルなの好きだけどね)この違和感を
作り出す感じが今のロックだなあと思いました。これも、重要バンドだというの、分かります。

5位は大物Coldplay。ただ私、あまり通ってないんだわ。聴かず嫌いなんでしょうが。


あらあら。Coldplayまで今どきのDiscoサウンドをやるの?! ただ彼らは「Viva La
Vida」で今様のエリナー・リグビーをやるというように、サウンドの外面はコロコロ
変えるようなんですね。この路線、嫌いじゃないですね。彼らがやると陰影が残るというか、
完全に乗り切れない感じも、彼ららしくていいじゃないですか。



聴かずぎらいじゃいけないね。心躍るわけでないけども、圧倒的な音楽的ボキャブラリー、
そしてそれを駆使して描こうとしているものの志の大きさ。モンスター・バンドとなっている
シリアスなバンドの抱えているものの大きさに、戦慄してしまいます。

今回ここまで外れがないぞ。まあ有名どころっぽいセレクションということもあるけど。
6位はGrimes。これもよく聞く評判の高い人のようです。しかし初聴になりますが。


しかし凄いドラムの音ですね。最初丁度良い軽みでビートを刻んでいたと思ったら突然
エゲツない音圧のスネアが飛び込んできて・・・このドラム・ビートのカッコよさだけで
5億点だろう、というナンバーですね。曲はオーソドックズだし歌は下品ですけども。



うん。これも、リズムトラックだけあれば、おれは充分だわ。後ははっきり言って
あたしには要らないな。それは、後半のミディアム・チューンですらドラムが
カッコイイなあという感想を抱いてしまうことからも明らか。

7位はJamie xx。これも最近名前を聞くなあ。


ビンみたいな音も鳴っているおとなしいヴァースからコーラスでは文字通り分厚い
コーラスで一気にリリカルになる。うん、悪くない。途中の展開とかわけが分かんなく
思えるけど、それはきっと、私が彼らを理解してないからなのだろう。



ヘンな音からビート・トラックを作るのが彼らの持ち味なのかなあ。かなりユニークで
興味深い。この連載でこういう音に接するといつも言ってることだけども、これ売れて
いるんですか? このアーチストを熱烈に支持しているコミュニティがもしあるのだと
したら、おれはそこに属したいと強く思うぞ。

8位に行きましょう。Florence+the Machineという聞いたことのない人達です。


最初、ちょっと苦手な感じかなあと思ったのですが、ビートが入って盛り上がってくると
確かに持ってかれる。力技で盛り上げてくれる印象ですね。ロックだなあ。



これも静かな感じから後半盛り上げていくのは同じですが、その盛り上げ方が違うというか、
なかなか引き出しを持っている人達ですね。

9位のKitty Daisy&Lewisは以前聴いていました。去年のFuji Rock特集で。
ですので、最後はCourtney Barnettという知らない人(ソロ?)です。


この人、これからスターになっていくんだろうなあ、というストーリーがほの見える。
非常に才能のある人だと思いますね。何てことない曲だけども、音の隅々までセンスが
半端ない。そして何より、全てを巻き込んでいく音の説得力と高揚感!



先ほどの曲よりは高揚感は薄めですが、センスの塊であることは変わりがない。Lou Reedや
The Strokes系のセンスを感じる。何が要るかよりも、何が要らないかが分かるセンス、
と言うべきか。(おれに一番ないやるだなあ)このアーチスト、要チェックでしょう!

というわけで、今回のベスト10は、MuseやColdplayといった大物の凄みを感じ取れた
のが最大の収穫かな。この並びで聴いたから感じ取れた、というのもあるかもです。
posted by なんくい at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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