2016年10月04日

この国の音楽業界のコンプライアンスは一体全体どうなってるんだ問題

何のことを言ってるのかというと、昨日ニュースになったこれについて。

ゲスの極み乙女。とindigo la End、活動自粛

さらには
ゲスの極み乙女。ニューアルバム発売も中止

世間の人(音楽にさして関心のない)はともかく、このブログに来るような重度の音楽ファンは
(彼らのファンでなくとも)釈然としないものを感じることでしょう。

犯罪を犯したミュージシャンの作品が回収される問題については以前少し書きました。それも
言えるのですが、今回はちょっと単純な怒りモードでもなくて、半ばあきれ気味なんですよ。
ましてや、川谷さんを弁護したいとかそういう気持ちもないです。

ただ、今回のような活動自粛なら、こういう疑問が出てきても仕方ないでしょう。有名人との
不倫ならOKで、付き合っている子が未成年で飲酒したらアウトってどういうこと?
って。
そりゃあ未成年の飲酒は犯罪ですから(非常に軽微な、ですけども)活動自粛になる前例は
あるけども(例えば加護ちゃんの喫煙とか)本人ですらないじゃん? まあ「未成年だから
周りの大人に監督義務がある」とかのロジックでしょうけど、川谷さんがそそのかしたのなら
ともかく、その子は以前から飲酒してたって話じゃない? その飲酒を黙認してた人全員が
罰せられるのならまだしも、これって目立つから罰せられてるだけでしょ?


さらに訳が分かんないのは、アナウンスされているライブは行うということ。要はそこまで
重大な問題ではないと自ら言ってるようなもんじゃない? でもこんな事態になって、一体
どういう顔をしてライブとかすればいいって訳? 本人達もファンも。却って面白そうじゃん、
と皮肉も言いたくなりますよ。(おまけにゲストも出てるぞ。ゲストやそのファンも複雑やろ)

何が言いたいのかというと、罪が軽いとか重いとかいう話でなく、今回の対応がちぐはぐだと
いうこと。どういう基準があって活動自粛になったのか、そこを厳然と示せていないよってこと。
でもコンプライアンスってそういうことでしょ。これじゃあ世間の声をやりすごすため、と
映っても仕方がないでしょう。意味をはき違えていますよね。

おそらく、今回の活動自粛は未成年との飲酒云々のみが原因ではなく、今年に入ってからの
川谷さんの言動全般について、事務所側がかばい切れなくなった
って話でしょう。世間も
そう了解するはず。確かに褒められたもんじゃないでしょうね。彼を擁護する声が現状
あまり起きていないのも、日頃の行いのたまものでしょう。ただ、音楽の才能はあるけど
言動に問題あって・・・というのは昔からゴマンといたわけで、そこの蓄積はもう音楽業界に
なくなってきているのかなあ、とは一連の騒動を見ていて感じます。誰か彼を教育する人は
いなかったのかね。
もっとも社会の寛容性というのもなくなってきているのはあるでしょうが。

おそらく今後は、音楽さえ良ければ許されるという時代ではどんどんなくなっていくこと
でしょう。でも、そのためにも何をしたらダメでどこまでがOKなのか、という明確な基準
づくりは急務
でしょう。先ごろも某ジャーナリストが番組を干されるなんて事態になって
いますが、これまでも同様の問題を何度も起こしてきている人なのに「見っかっちゃった」
だけで番組鋼板とか、本人も納得しないでしょう。(あの原稿の本当の問題も認識して
いらっしゃらないようですし。未だに書いたことは正しいとか言ってますし)

くれぐれも世間の声に負けたという前例を作りたくなかったのですが、はてはて
どうしたら良いのでせうかね。
posted by なんくい at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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