2013年08月29日

「洋楽虎の穴」3 現代のカントリー編

私が唯一お気楽に書ける「洋楽虎の穴」のコーナー。早速前回の答え合わせ
から行きましょう。先ずOne Directionというグループ。バンドじゃないんですね。
イギリスの男性5人組だそうです。ですからアーチストというよりも
アイドルといった方が適切でしょうね。

もう一人のJames Bluntは、これもイギリスのソロ・シンガーだそうです。
私がロッド・スチュワートと間違えた「You're Beautiful」が出世作らしいです。
ディスコグラフィーを見てたらラップ歌手とのコラボがあって興味をそそられましたが
聴いてみると、ラップが入ってるだけの完全にこの人の世界でした。

さて今回はカントリー特集をします。「今カントリーは一番売れているジャンルだ」と
言ったのはグッチ裕三さんだったか。そういう噂を聞いていたので、一度まとめて
聴きたいとは思っていました。今回念願かなって楽しみです。

さすがに今回は、前回のような行き当たりばったりでなく、最低限アーチストの
選定は行っています。Wikipediaで「カントリー」の項を見てアーチストを選び、
その中でもYouTubeの公式音源があるアーチストを選びました。

先ずはワイドショー的話題にもなっている人から行きます。Taylor Swiftです。
私がこの人を知ったのは、グラミーでカニエ・ウェストがこの人の受賞を批判する
ことを、なんと受賞現場に乱入して言った、なんて事件でです。被害者ですね。
他に、昔の恋人のことを歌った曲を出してその恋人が激怒したり、何かとお騒がせ
な人のようです。ですが、肝心の曲はちゃんと聴いたことがありません。
(超人気らしいですから聴いたことあるかも知れませんが)


これ、サビだけ聴いたら絶対カントリーとは思わないでしょうね。前回の
One Directionにも通じるところがある、今売れるロックですね。
興味深いのが2分48秒辺りからの最後のサビ前のブレイクですが、これ
エディットか何か使ってますよね。ここまでやるんだ、と驚きました。

(伝統的な)カントリーっぽいものもありますね。


イントロからいかにもカントリー・マナー。Taylor嬢もバンジョーを弾いてますね。
これはいい。でもそう思うってことは私は相当保守的なリスナーかも、ですね。
でもメロディーなどは今風っぽいと思いました。

いろいろ聴いてみましたが、この人意外とメロディがいいですね。
この曲なんかは美メロだと思いますね。


次行きましょう。次も物議をかもしたグループでDixie Chicks。
確かブッシュのイラク戦争を批判してバッシングされたとか。
カントリーって保守的だと思っていたのに勇気があるなあと思って
いましたが、音は今まで聞いていませんでした。


これもAメロ辺りにはあからさまなカントリーマナーなバックが聞き取れますが
サビは完全なロックですね。曲もいいのですが、スネアの音! スネア・フェチと
してはたまらない音をしていますね。

いろいろ聴いてみた中で一番のお気に入りはこれです。


いいですねえ。もともとサウンドのテイストも楽曲の方向性もいいのに、サビの
高揚感までありますからね。いい具合に羽ばたくことが出来ていると思います。

カントリーというのは女性アーチストが多いみたいですが、男性でも見つけました。
Josh Turnerというシンガーです。


低音の魅力、ですね。メロディの動線なんかも非常に古風で、本当に今のアーチスト
なのかなあ、と疑ってしまいます。愛すべき小品、という感じの曲ですね。

この人の他の曲も聴いてみましたが、やはり低音とオールド・マナーなスタイルが
際立っています。いい曲も多いと思うんですがね。こういう人を大事にして欲しいな。
この曲は、ちょっとサビのタイム感がやや今風だと思います。


これで終わるつもりでしたが、YouTubeでずっと一番上にオススメ動画に出てくる
カントリーのアーチストがいたので、聴いてみましょう。John Mayerという人です。


これはそこかしこにカントリーらしさは感じますが、Bメロでビブラフォンが鳴ってたり
(それもサステインみたいなあいまいなコードを奏でてる)シンセを使ってたり
なんというか、シブーいロックですね。そういう曲じゃないのかも知れませんが、
ここにもっとパンチのあるサビメロが欲しいなあ、なんて思ったり。

まとめましょう。カントリーも今様のロックと同様なテイストを感じます。
といっても、50年以上の伝統のある音楽ジャンル。そこかしこに伝統の強みを
感じさせます。侮れないですね。カントリー。

次回は、一人の超大物アーチスト(これもあまりちゃんと聴いたことない)を
取り上げるつもりです。お楽しみに!
posted by なんくい at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月31日

渋谷系の過去・現在・未来

Jポップ考察、ファンク、レゲエとジャンルミュージックの受容を
テーマにしてきました。前回 前々回

今回、ジャンルではないのですが渋谷系について取り上げます。
なかなか感慨深いですね。私自身「渋谷系」にどっぷり漬かっていたので。
ですから生き証人的な考察にもなるかと思います。

今日イメージとして捉えられている「渋谷系」は、実は後期のそれでして
一番渋谷系が熱かった時代とは異なるんですね。どーしてそうなったか、という
ことを解説するには、渋谷系の歴史を押さえておく必要があります。

「渋谷系」という言葉がいつから言われてきたかは諸説ありますが、だいたい1994年
くらいではないでしょうか。当時は洋楽のムーブメントを指していたような気がします。
「渋谷で流行っている洋楽」みたいな。当時レア・グルーヴとか言われてアイズレー
辺りが人気だったんですね。そういう記憶があります。

渋谷系というのがレコード店発だったということは確かでして、邦楽でもそこから
火がついたものを指すわけですが、最初期は洋楽に影響を受けた邦楽ということで
今のおしゃれ音楽とは限らない広範な音楽性を持っていたわけです。

初期の渋谷系ってCrue-Lレコードとかを指しているんじゃなかったですかね。
Love Tambourinesとか、Freedom Suiteとか。
このリミックス・アルバムが当時の雰囲気を伝えていると思います。
https://itunes.apple.com/jp/album/g-killers-closers-crue-classic/id75762770

それがもう少し広範に「渋谷でよく売れる音楽」を指すようになってきました。
その代表とされたのがピチカート・ファイヴ・オリジナル・ラヴ・そして小沢健二と
コーネリアスこと小山田圭吾さんです。

その中で「渋谷系」という言葉を面白がってしきりに自己言及してたのが小山田さんで
「暴力温泉芸者ってデス渋谷系って書かれてて。デス渋谷系って凄くない?」という
名言を残されています。

Black Lovers ~Early Lost Tapes 1988 / 暴力温泉芸者 (C...

ある時期(そういった自己言及もあってか)小山田氏の知り合い関係がすべて「渋谷系」
というくくりで紹介されていたことがあって、そういう奇天烈なコピーまで生まれた
んだと想像しますが。でも渋谷系にはノイズミュージックまで含みうる広さがあった
ということを示す好例だと思います。

ちょっとだけ音を見てみましょう。オリジナル・ラブ田島さんの最近のライブ音源です。
曲は大ヒットした「風の歌を聴け」の1曲目ですが。


コーネリアスもofficialがありました。曲は最近のものですが。


コーネリアスは1stだけはおしゃれなギターポップをやってましたが、それ以降
音楽のレンジを広げていきます。コーネリアスはそれだけでいくらでも語れるくらい
いろいろ言いたいことありますが。またの機会にしましょう。

ここまでのポイントは明確ですね。渋谷系というのは洋楽の影響を強く受けた邦楽
というくらいの意味で、音楽的には広かった訳です。だいたい洋楽リスナーが買う
邦楽ということですからね。

それが今日言われるようなおしゃれポップを指すようになった大きなきっかけはこの人。
カジヒデキのブレイクでしょう。昔の音の公式がありました!Polysterに感謝!!


カジヒデキという人は根っこはパンクの人で(それは↑の高揚感からも分かると思う)
音楽的には実はけっこう振れ幅のある人なんです。ですがこれが売れたことで
カジさんのキャリアはふらふらしつつここへ帰ってくる(そしてだいたいそれが名盤)
という歩みをしていたりします。ともかく、カジヒデキのヒットにより、ネオアコ・
ギターポップ・スウェディッシュといった辺りが渋谷系のキーワードになってきます。

それ以降渋谷系と言われる人たちを列挙していくと、
Advantage Lucy, Cymbals, Round Table, Nona Reeves・・・
見事に今挙げたようなキーワードが当てはまる人たちです。
(それと共に根っこにパンクがありそうなところも共通している)

しかしそういった渋谷系のイメージの流通と共にそのブームも終焉に向かっていきます。
今挙げた人達は見事なまでに「報われていない」ですよね。

渋谷系が完全に「過去のもの」となったと痛感させられたのが映画にもなった
「デトロイト・メタル・シティ」ですね。渋谷系に憧れる主人公根岸君が
デスメタル・バンドのリーダーにさせられるという悲喜劇。これで渋谷系が
完全に嘲笑の対象となっている、という残酷な現実を突きつけていると思いました。
(でもこれが映画化された2008年に、Advantage Lucyが突然狂い咲いたようなアルバムを
 出すんだから、世の中訳分かんないよね)
飛び立った7頭の蝶たち / advantage Lucy (CD - 2008)

そんな渋谷系の現在、未来なんですが、これが思わぬ方向へ拡散してきているんですね。
一つはアイドル。バニラビーンズなんか「北欧から来たアイドル」なんてもろ狙ってます。


あるいは散開しましたがTomato'n Pineも洋楽のエッセンスという面で正しく渋谷系です。
渋谷系を牽引した会社の一つであるTower Recordがアイドル専門レーベルをやっている
というのも、そう考えるとなかなかに感慨深いものがあります。
(それには渋谷の種が新潟に行き着いた、というキセキも関係するのですが)

もう一つがアニメの世界。今年になって花澤香菜「Claire」竹達彩奈「Apple Symphony」
という2枚の傑作が出て音楽ファンが騒然となっていますが(私も今年になって知った)
花澤さんのについては、Round Tableの北側勝利さんがアニメの世界に参入して
今年で10年になるそうで、その果実がこのアルバムなんだそうですね。
ずっと報われなかった人がこうして評価されてうれしいです。

そう考えると竹達さんのは沖井礼二さんの復讐戦でしょうかね。
(もっとも主要曲を書いてはいるが、それ以上に書いてる面子が豪華ですけどね)

この2枚をきっかけに声優さんの音楽もちょこちょこ聞き始めていますが
(Chouchoという人の作品は良かった)アニメという固定ファンがついている市場に
渋谷系が入り込んでいる、という現象も興味深いものがあります。

というわけで、私自身が渋谷系のファンだったこともあり、ずいぶん贔屓目に
渋谷系を紹介してきました。でもここで強調しておきたいのは、洋楽ファンによって
支持されたシーンだったということ。ここまで考察してきたJポップの大きな潮流として
牽引してきたし、その遺伝子は形を変えても残り続けるだろう、という希望の持てる
結論になりました。(そのためには音楽産業自体をなんとかしないとと思いますが)

ここまで続けてきましたJポップ考察も今回で一段落。(また再開しますが)
次回からはいよいよ歌謡曲の海原に乗り出します。
posted by なんくい at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

「歌謡曲探求」始めます

前回までJポップについて考察を進めてきましたが、今回からは歌謡曲。
連載の趣旨を一応説明しておきますと、そもそもは自分のやりたい音楽とは
というところから始まっています。それは「歌謡曲〜Jポップのライン」でして
そのラインって何だろうか、ということを考えようとしたものです。

さて、歌謡曲というのは実に幅広い裾野を持っていますし、時代としてもおそらく
戦後まもなくより平成に入るあたりまで。時間にして約40数年の蓄積があります。
その全部をこれからの連載で押さえることは、当然のことながら不可能です。

個人的にはそれ以前の歌謡曲にも興味がありますが、やはりゴールデン・エイジは
1970年代〜80年代だと思っています。洋楽の影響を受け始めるころですね。
Jポップ考察の最初のころに「日本文化は外国の影響を受けるときに輝く」という
持論を展開しましたが、歌謡曲でもその路線に大きな魅力を感じます。

その中でも私自身の「ひねり趣味」もあって、少数派というか、あまり言及されて
いないところを中心に論じるつもりです。まあ私が王道を論じても意味ないですし。
(王道でも、違う切り口があれば取り上げますけども)

私が中心的に考察したいなあと考えているのは、80年代のニュー・ウェイヴと呼ばれる
人たちです。これも、どこからどこまでがニュー・ウェイヴなのか、という問題が
ありますが、その周辺も含めて興味があります。まだ知らない人たちも掘っていきたい。

というわけで、どういう順番で探求を進めていくかはまだあまり考えていません。
次回は、最近面白いと感じたあるプロジェクトに触発されて書く予定です。
ラベル:日本
posted by なんくい at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月07日

「歌謡曲探求」その1 武藤彩未さんにカバーして欲しい曲リスト

今回から始まる「歌謡曲探求」。どこから始めようかと考えたところ
無難に80'sアイドルから始めようかと思います。「あまちゃん」でブームだし。

まあ「あまちゃん」もありますが、武藤彩未さんという方がソロ・プロジェクトで
「DNA1980」というのを始めるそうで、これが素晴らしい! 80年代のアイドル・
ポップをカバーするという企画だそうです。

そこで「武藤彩未さんにこの曲をカバーして欲しい」というPlaylistを作ってみました。
なんと無謀な試みなんでしょう。こういうことをやると「この曲が入ってない」
「誰々はこの曲だろう」と方々から文句が来ること間違いないのに。
まあそういう突っ込みも楽しいよね、ということで、私のPlaylistを開陳します。
(文句はいくらでも受け付けます。知らない曲や忘れてる曲もたくさんあるので)

でも、こういう選曲をすると分かりますが、収拾がつかなくなるんですよ。
あれも入れたい、これも入れたい、となって。縛りと言うか、ルール作りが必要です。
そこで、次の4つを自分に課しました。
 1.80年代の曲であること。
 2.一人1曲。同じ歌手で複数曲は選ばない。
 3.シングル曲から選ぶ。B面曲やアルバムの曲となると収拾がつかないので。
 4.有名曲より埋もれた名曲を優先する。(これは努力目標)

そうそう、このことを言い忘れていました。音の紹介ですけども、先ず公式な音源が
YouTubeに上がっていることはありません。(公式なものしか貼らない主義なので)
iTunesにある場合はそれを貼りますが、ない場合は各自探してください。
ご面倒かけて申し訳ないですけども、この時代ネット上を探せばだいたいあります。
(今回の曲は全部ありますので、ご安心を)

ではPlaylistです。

1.姫乃樹リカ『硝子のキッス』
2.浅香唯『Believe Again』
3.国実百合『青い制服』
4.伊藤つかさ『夢見るSeason』
5.中森明菜『セカンド・ラブ』
6.原田知世『早春物語』
7.石田ひかり『く・ち・び・る・ハート2』
8.松田聖子『白いパラソル』
9.白田あゆみ『REMEMBER ME』
10.斉藤由貴『MAY』
11.芳本美代子『心の扉』
12.伊藤智恵理『雨に消えたあいつ』
13.島田奈美『パステルブルーのためいき』
14.菊池桃子『アイドルを探せ』
15.あんみつ姫(小泉今日子)『クライマックス御一緒に』
16.南野陽子『話しかけたかった』
17.岡本舞子『11月のソフィア』
18.河合奈保子『Invitation』

18曲にも膨れ上がってしまいました。泣く泣く削った曲も多々あるので、
これ以上は削れないですね。ここで終わればカッコイイのでしょうが、
1曲1曲コメント(言い訳?)していくこととします。

1.姫乃樹リカさんはあまりに過小評価されて悔しいので1曲目に持ってきました。
王道のキラキラしたアイドル・ポップですね。「スタンド・バイ・ミー」という
大名曲もあります。
https://itunes.apple.com/jp/album/golden-best-ji-nai-shurika/id128404741

2.武藤さんは「セシル」をカバーしてましたが、こちらも名曲。
他には「メロディ」なんかも名曲だと思います。この人の場合、名曲はだいたい有名。

3.林哲司さんによる激切ない名曲。林さんの曲の中で一番好きかも知れない。
でもこの子はこれ1曲なんですね。
https://itunes.apple.com/jp/album/guo-shi-bai-he-besuto/id300838998

4.この人も根強い人気を持ってますね。マイナー・キーの曲の方が似合う人でしょうが
個人的好みでメジャーの曲を選んでしまいました。でもこの曲がダントツだと思う。

5.中森明菜はある時期からはもう「アイドル」を超えちゃってたと思います。
「歌姫」でしたね。(その時代の曲なら「ジプシー・クイーン」とか好き)
アイドルの面影を残していたのはやはり初期の曲でしょう。この曲は有名曲ですが
このどうにかなっちゃいそうな切なさには抗いがたく、Playlist入りです。
https://itunes.apple.com/jp/album/best-akina-memowaru/id256587138

6.原田知世さんは90年代にはスウェディッシュになったりしてましたが、
80年代の王道歌謡も捨てがたい。この曲は乙葉さんもカバーしてましたね。
https://itunes.apple.com/jp/album/yuan-tian-zhi-shi-best-harvest/id268069101

7.石田ひかりさんが歌手だったことはあまり知られてないでしょうね。あまり
お上手じゃなかったというのもありますけども。でもこの曲はハチロクのリズムに
new wavyなアレンジでいい感じです。長年探していた曲です。
https://itunes.apple.com/jp/album/hikari-legend/id382399122

8.松田聖子さんの曲なら断然「瑠璃色の地球」なんですが、シングルではないので
こういうアイドル然とした曲を選びました。他の名曲はいろんな人が触れているので。
(瞳はダイヤモンドも平井堅さんに取られちゃったしなあ。別に取っちゃないけど)
あまり知られてない曲を挙げました。(これでも1位取ってるんですけどね)
松田聖子さんについては言いたいことがあるので、別に記事を書きます。
https://itunes.apple.com/jp/album/seiko-story-80s-hits-collection/id575500345

9.この人も完全に埋もれていますね。でも捨てがたい魅力があると思います。
この曲長らく探していたので、YouTubeで見つけた時には「やった」と思いました。

10.斉藤由貴さんはおそらくプロデューサーが有能だったのだと思います。new wavyな
遊び心と本人の雰囲気とがよくマッチしてます。アカペラ曲があったり、それこそ
Todd Rundgrenの「A Cappella」に影響を受けたと思しき曲もあります。
数ある名曲の中でもこれが名曲中の名曲だと思います。
https://itunes.apple.com/jp/album/yukis-museum-25th-special/id324969861

11.芳本美代子も名曲の宝庫。「Auroraの少女」(←この曲、効きは遅いですが大名曲!)
「雨のハイスクール」と迷ったけど、サビメロの威力に参ってこの曲を選びました。
https://itunes.apple.com/jp/album/fang-ben-mei-dai-zi-konpurito/id326265702

12.この人も楽曲の評価が高いですよね。この曲を選んだのは、サビメロの中に私が
こだわるポイントがあるからです。ちょっと90年代を先取りしたメロディですね。

13.楽曲派に評価の高い人が続きます。ナポリの二推しの私としてはこの曲を選らばない
という選択肢はありません。(サビの2回目でナポリの二を借用しています)
https://itunes.apple.com/jp/album/dao-tian-nai-mei-goruden-besuto/id499204853

14.菊池桃子は全曲林哲司が書いているので悪いわけがないと思うのですが
意外と個人的にピンとくる曲が少ない。でもこの曲は埋もれた名曲だと思います。
https://itunes.apple.com/jp/album/goruden-besuto/id455905437

15.現在の80'sアイドル・リバイバルの完全に中心になっているキョンキョン。
でも音楽的には圧倒的に90年代の人なんですね。今回取り上げなかった中山美穂同様。
個人的には「魔女」なんかがnew waveっぽくて好きなんですが、あの頃のキョンキョンの
存在感を伝える曲を選曲しました。松田聖子よりももっとぶりっ子唱法なんですが、
この人の場合確信犯ですからね。だからバッシングされなかったのでしょう。
https://itunes.apple.com/jp/album/lik25-koizumi-kyoko-all-time/id273097243

16.南野陽子さんもトップアイドルですが楽曲にあまり恵まれなかった人ですね。
名曲度ではおしゃれコードが印象的な「吐息でネット」でしょうが、中川翔子さんの
超絶カバーがあるので、もう一つの名曲を選びました。バカラック・マナーの曲ですが
なかなかに沁みる曲ですよね。「あなたを愛したい」とか他にもいい曲はあります。
https://itunes.apple.com/jp/album/golden-best-nan-ye-yang-zi/id609398284

17.もしかすると80'sアイドルの中でこの人が一番歌上手いかも知れない。
アイドルって別に歌の良し悪しではないのかも知れませんが、いやアイドルでも
「歌手」という肩書きがつくのだから、歌はしっかりしていないと、という真っ当な
価値観を持っていた人たちの最後の年代かも知れませんね。(この後にも姫乃樹リカ
とか歌の上手い人は出てきますけども)

18.河合奈保子さんの歌唱力は定評があるので私が言及することもないでしょうが
批判を恐れずに言いますと、その歌唱力に見合った楽曲があまり提供されていない
のではと思います。本人のキャラクター・イメージを作るための曲がメインと言うか。
今回いろいろ聴いてみてシングルのB面やアルバムの曲に名曲が多いと思いましたが。
でも竹内まりやのペンによるこの曲は後世に残されるべき名曲でしょう。
ということで、Playlistの最後に配置しました。iTunesはシングルベストを選ばないよ。
https://itunes.apple.com/jp/album/arubamu/id300830332
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いかがでしょうか。完全に私の好きな楽曲のラインが見えてきますね。
思い出とか歌手本人への思い入れを排して純粋に楽曲のクオリティで選びました。
(でもこの世代でない若い人の方が純粋に楽曲で選べるかも知れないですね)

なんだか歌謡曲探求と言いながら曲を紹介しているだけで考察がないですね。
まあこういう気楽なものもたまにはいいかな、と思いまして。
最近このブログ、お堅い記事が多いので。

次回以降もしばらくアイドル・ポップを探求していきます。ここから見えることも
たくさんあると思いますので。
ラベル:日本
posted by なんくい at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月11日

洋楽虎の穴4 Lady Gagaを「音楽的に」聴く

洋楽虎の穴のコーナーです。
前回の答え合わせ、はあまり必要ないかな。Taylor Swiftも
Dixie Chicksもあまり足すべき情報はありませんでした。
前回で言うとJosh Turnerの声と楽曲が耳から離れなくて。
新譜が出てるようなので買おうかと思ってしまいました。
9月は上間綾乃、スピッツと(私にとっての)重要盤が続けて出たのでまだ買って
いないですが。(それに後で記事にするあるアーチストとの出会いもありましたし)

今回取り上げるのはLady Gaga。今ベテランを除く海外のミュージシャンで、
音楽ファン以外のお茶の間に知られているほとんど唯一の人でしょうね。
私もさすがに過激なファッションとか日本好きであるとか、あと「Born This Way」が
マイノリティ擁護というメッセージを持っているとか。そのくらいは知っています。

でも肝心な音楽は実はよく知らないんですね。紅白も見たのに音楽が頭に入ってない。
でもですね、今洋楽はほとんど聴かれていないのに「Lady Gagaを聴く」なんて人は
結構見かけるんですよ。意外と音楽として聴かれてるみたいで。
ですから、いつかは音楽としてLady Gagaをちゃんと聴かないと、と思っていました。

音楽に集中する、という意味では本当はYouTubeは良くないかも知れないのですが
フルコーラス聴けるので。画面は見ずに音楽だけ聴きます。(なるべく)


なるほど。ダンスミュージックというか、今様のR&Bなんですね。
間奏のリズムだけになるパートはカッコイイ。ちょっとラテンの要素もあるのかな。



最初に2分ほど寸劇というか、ベッドシーンみたいなのが入っているので、
そこを飛ばして楽曲だけ聴くようにしました。
これはつかみどころのない曲ですね。ミディアムテンポの曲で、ミニマルな
装いのヴァースからコーラスは一転美メロ(最近のR&Bって美メロと言われて
聴いてガッカリというケースが多いのだが、これは正真正銘の美メロです)になり
間奏で怪しくなって・・・何を目指しているのか、という曲だなあ。

と思ったらこの曲のライブ(?)音源がありました。


キーが半音下がってる。ガガという人はどちらかというと低音系の歌手だなあ。
なんて印象も受けますが、曲の輪郭はこちらの方が分かりやすいです。
この奇妙な曲の形にも必然性がある、ということが伝わってきます。



あ、これ聴いたことがありますね。というよりこの曲のイメージとガガ様と
結びついていたから、あまり音楽的な印象を持っていなかったんだなあ、と納得。
サビはキャッチーだと思いますが、個人的なストライクではありません。
マキタスポーツの言う「0点の音楽」という印象。



80年代的なのどかなシンセも印象的ですが、全体的にはこの人らしいテンションの曲です。
その辺、独特なバランス感覚を持っている人なのかも知れませんね。

もう1曲だけ聴きましょう。


ほぼ全部の曲で映画みたいな前置き(さっき寸劇なんて書いて失礼しました。おそらく
何らかのメッセージを持つものでしょう。ただ本稿では音楽にしか用はないので)が
フィーチャーされていてなかなか本編には行かないのですが(MJの影響ですね)、
おそらくこういう映画的なPVを見せたくて無料公開しているんでしょうね。

この「Born This way」ですが、やはり圧倒的にキャッチー。代表曲なのも頷けます。
ほぼ前編G→F→C→Gというコード進行で、そこに細かなアレンジの変化を施して
メリハリをつけている風。しかしサビの持って行き具合は流石ですね。音楽が分からない
人をも躍らせる。そんな問答無用のパワーに溢れています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この人の音楽性は今様のダンス〜R&Bで、それは私の最も苦手とする音楽です。
でも女王として君臨するだけの力量がある、ということは私でも分かります。
例えば「Paparazzi」という曲に冒険心と音楽的志の高さを感じましたし。
いや、凡百のR&Bシンガーとはやっぱり違いますよLady Gagaは。
最初はあまりピンと来なかった曲もだんだん良さが分かってくるのもありますし。
この連載を否定するみたいな物言いですが、今の洋楽は確かにLady Gagaだけを
聴いておけばいいのかも、と思ってしまいました。

でも洋楽の旅はまだまだ続けます。
ラベル:洋楽 Lady GaGa
posted by なんくい at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

馬渡松子を聴け!

この記事は、悔恨の念を込めつつ書きます。

私が馬渡松子さんを知ったのは、このブログで歌謡曲について書くために
YouTubeでいろいろ漁っていたんです。そこで、中川翔子さんが「微笑みの爆弾」
という曲を歌っていまして。「誰の曲だろう」ということでたどり着いたと。

中川翔子さんがカバーしていたのは、この曲が『幽☆遊☆白書』のOP主題歌だった
からで、他にもエンディングもやったり、『幽☆遊☆白書』では重宝されていた
ようです。ということで、アニメファンの間では知られた存在だったそうです。

もともとDREAMS COME TRUEのバックコーラス&キーボードを担当していたらしく、
ファーストアルバムはドリカムの中村正人さんプロデュースで、ドリカムファンでも
知っている人が結構いたみたい。

1992年デビューで95年くらいまでコンスタントに活動していたそうです。
ですが、当時の私は曲はおろか、名前さえも聞いたことなかったんですよ。

何たる不覚! 痛恨の極みですよ!!

音楽性は、ファンキーかつアダルトなR&Bというテイスト。自身で作曲やアレンジも
されるらしく、いわゆるカッコイイ、極めて男前な音&歌唱。気に入るかどうかはともかく
一聴すれば、彼女が非常に高度な音楽性を持っていることが、誰でも分かるはずでしょう。
私は一発で気に入りました。おそらくいつ聴いても「ツボ」だったでしょう。
尊敬するアーチストがTodd Rundgrenというところも共通しているし。

そんな馬渡さんが95年以降どうなったかというと、どうやら病気になったらしく
歌うこともキーボードを弾くことも出来なくなり、田舎へ帰ったそうです。
現在は回復され、地元で音楽講師をしているとのこと。その一方で地道に音楽活動を
しているそうで、昨年『KISEKI』というアルバム(オリジナルの歌モノアルバム!)を
出しています。これが、往年の音楽性を髣髴とさせる充実作。いいじゃないですか!

KISEKI 馬渡松子

これからも地道に活動されるとのことなので、こちらも気長に応援していくつもりです。
万人にオススメできる音楽ではないですが(特に今作はちと難解かも)このブログに
ちょくちょく来て下さるような方には、自信をもってオススメできます。
是非聴いてみてください!続きを読む
ラベル:馬渡松子
posted by なんくい at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月20日

歌謡曲探求その2 早すぎたR&Bシンガーとしての松田聖子

前回の「80年代アイドルPlaylist」で満足してしまって
80年代のアイドルについては、あまり語ることはないと気づいてしまいました。
やはり私、楽曲派なんでしょうね。
ただ、これだけは語らせて欲しいということで、松田聖子特集です。

といっても今回取り上げるのは、初期の松田聖子! これをとにかく聴いて欲しい。
今現在、iTunesでアルバムが買えるようになっていまして、そこで試聴できます。
(ちなみに初期というのは1stの「SQUALL」から3rdの「Silhouette 〜シルエット〜」
 までを指します。4thの「風立ちぬ」については後述します)
1st SQUALL
2nd North Wind
3rd Silhouette 〜シルエット〜

これ、一歩間違えたらR&Bシンガーですよね。荒削りと言いますが、歌が上手いのは
間違いない。この歌の力に「下手に直さない方がいい」と判断したのでしょう。
実は、次の「風立ちぬ」以降になると引きの唱法を身につけたこともあって(声も少し
ハスキーになってますね)路線が変わるわけです。有名な「ぶりっ子唱法」とか言われる
あの歌い方ですね。あれは「風立ちぬ」以降に確立したものなんですね。
(初期でもバラードでは引いて歌っている箇所が散見されますが、高音の伸びが特徴的)

比較の為に「風立ちぬ」以降も貼っておきますか。
4th 風立ちぬ
5th Pineapple

楽曲ということで言えば、当然「風立ちぬ」以降の方が断然いいわけですよ。
そりゃそうでしょう。日本を代表する大家がこぞって名を連ねてますし。
(初期に手がけていた小田裕一郎さんもサーカスの『アメリカン・フィーリング』
 杏里『Cat's Eye』などの有名曲がありますが)
いやむしろ、初期のアルバムを聴いて際立つのは楽曲よりも松田聖子さんの歌。
楽曲のクオリティを超えて、歌い倒しているという印象です。
たまさか可愛く生まれただけで、これは獣ですよ。歌う獣!
声が高い和田アキ子とか、いろいろ形容したくなります。

結果として松田聖子さんは80年代アイドル・ポップの代表として、その楽曲は
日本の財産であるわけですが、もし初期の路線をつきつめていたら・・・なんて
妄想すると、後のドリカムやMISIA(そして当然宇多田ヒカル)に連なる系譜が
出来ていたかも・・・と思ってしまいます。
(R&Bが当時受け入れられたか、という別の問題があったでしょうが、
 当時の松田聖子のパワーならR&Bをお茶の間に広めていたでしょうね)
当時、どんなことを思って歌っていたのか、本人に聞いてみたいですね。
ラベル:日本 松田聖子
posted by なんくい at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月28日

洋楽虎の穴5 たまたまYouTubeにオススメされたAlex Dayを聴いてみた

久々の「洋楽虎の穴」です。前回はLady Gagaを聴きました。
結構評価してたと記憶してますが、今調べてみると元々ソングライター
としてデビューしてるんですね。だから楽曲がしっかりしてるんですね。

今回は元々この企画にあった「やみ鍋感」を復活させてみました。というのも
この企画で何を聴こうかなあ、と思ってYouTubeを開いたら、おそらく履歴から
でしょう。おすすめ動画とかがいろいろ出てくるんですね。さらに右のほうに
おすすめチャンネルというのも出てくる。その一番先頭にあったAlex Dayという
アーチストを聴いてみます。ちなみに私、どんな人か全く知りません。

いきなり最初に出てきたのは古のTVゲームの画面が印象的なこの曲。最新の曲
なんですかね? video gameについての歌だという説明がありますね。



これは画面と似合わないおとなしい曲ですね。ピアノバラードですが、今風なのか
伝統的なのか分からないのが不思議。私にはちょっとオールド・ファッションに
聴こえます。でもこのテイストって今のR&Bにも結構あるのかも?



一転親しみやすいアップテンポの曲。でもなかなかわさびの利いた佳曲。
特にAメロが気に入ったな。



ちょっと古風な人なんですかね。これは60年代良質ポップスの香りすらします。

この人伝統的なポップスの継承者なのかな、と思ったので、やや革新的な曲も探しました。


8bit soundですか?(YMCKみたいな)TVゲームはこの人にとって大事な存在
なんでしょうね。この曲相当面白いですが、80年代的New Waveの革新的な曲、
といった印象を受けます。(MIKAなんかにも通じるものがあるのかな?)

あと、このAlex Dayさんのチャンネルからアップされてるんですが、
Chameleon Circuitというアーチストですかね? それも聴いてみましょう。



こちらは80年代のNew Wave的な曲を今のSoundでやってみた、という趣の曲ですね。
これも相当面白いと思います。

今回、個人的にはストライクだったので楽しめました。皆さんはいかがですか?
このAlex Dayという人がどんな人なのか、答え合わせも楽しみです。
ラベル:洋楽 Alex Day
posted by なんくい at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月30日

秋に聴きたい曲(洋楽編)

「KANが日本のビリー・ジョエルなら、マッキーは日本のエルトン・ジョンだね」
と言ったら、その場が微妙な空気になった。・・・

こんにちは、なんくいです。もうすっかり秋ですねえ。
音楽を愛する者たちにとっては、たまらない季節がやってきました。
この時期、いわゆる「おセンチ」な曲が実に似合う。
というわけで、秋に聴きたい曲をつらつら挙げていくというお気楽な記事です。
(例の曲が佳境に入っていたりして、重い記事を書くのがつらいのよ・・・)

Leave a Tnder Moment Alone (Billy Joel)
ビリー・ジョエルは秋の季語」という名言は西寺郷太氏のものですが、
確かに秋にはビリー・ジョエルのバラードが似合うでしょう。
そう言うと、多くの人は「Honesty」や「Just a Way You Are」を挙げるでしょうが
それに負けず劣らず、秋に似合うバラードです。めちゃめちゃセンチではなく、
そこはかとなく切ないのもこの時期に合ってるんじゃないでしょうか。

Don't Worry Baby(The Beach Boys)
私はBrian Wilsonを神のように崇めまくってますが、ビーチ・ボーイズも数多く
名バラードを残しています。その中でも秋に似合う曲の代表でしょうねこれは。
他には「Kiss Me, Baby」「Let Him Run Wild」「A Young Man Is Gone」辺りが秋向け。
「Caroline, No」や「Surf's Up」くらいになると冬の印象が強いかな。
(冬に聴くビーチ・ボーイズあるいはブライアン・ウィルソンもいいですよ)

It's You(Stevie Wonder & Dionne Warwick)
Woman In Redというサントラ盤から。このサントラはもともとディオンヌ・ワーウィック
が依頼されていたのをスティーヴィに一緒にやろうともちかけたものだそうです。
新作をまとめるのに苦労していた彼はサントラと言うことでお気楽に作ったそうですが
ここから「I Just Called To Say I Love You」の大ヒットが生まれます。
映画自体は忘れられてますが、このサントラ盤はなかなかいい曲が揃っています。

Your Latest Trick(Dire Straits)
イントロ(今出ているリマスター版では余分なイントロが1分ほどついてますが)の
サックスから切なさに溢れた名曲。歌うのを嫌がっているかのように訥々と歌う
マーク・ノップラーのメロディーにサックスやギター。コード感も絶妙。
少し秋が深まった頃に聴きごろでしょうかね。

I Can't Wait To Get Off Work(Tom Waits)
バラードの名手が続きます。トム・ウェイツにはもっと切ないバラードも数多く
ありますが、それは冬に似合うんだな。というわけで、明るめのバラードが
秋にはお似合いです。「Drunk On The Moon」とか「Hang Down Your Head」辺り。
この曲は前のDire Straitsに対抗して切な成分強めの曲を選びました。

・It's All a Blur(Tot Taylor)
この人も得体の知れない人ですね。間違いなくポップ・マエストロですが
アルバムごとの振れ幅も大きく、別ユニットも多くて全貌を掴み切れていません。
これは「My Blue Period」というジャズをやってみたという趣のアルバムに
入っている名バラード。不思議な余韻を残す曲です。
(iTunesではないのでAmazonで)
My Blue Period [Import] / Tot Taylor (CD)

Parallel Lines(Todd Rundgren)
トッドは私の心の師匠なんですが、この人もバラードの名手として名高いです。
秋向けのバラードとしては「Compassion」「The Verb To Love」辺りでしょうか。
これはバラードではないんですが、切なさが秋向け。Utopia名義での「Love Is a Answer」
も捨てがたいですが。

こんなところにしておきます。まだまだたくさんありますけどね。
むしろ「なんでこの曲が入っていない」とお怒りの声もあるかも知れません。
そういうのがあれば、教えて下さい。
邦楽編は近日公開(意外と近いかも?)です。

続きを読む
posted by なんくい at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月04日

秋に聴きたい曲(邦楽編)

「ビーチ・ボーイズといったら『ココモ』でしょ」と言う人に対して
殺意すら抱いてしまうのは何故なのだろう。・・・

こんにちは。なんくいです。秋ですねえ。
例の曲(ただいまミックス中)の制作が佳境に入ったためのお気楽企画第2弾です。
前回の洋楽編に続いて、今回は邦楽のJポップ時代の名曲を紹介します。
歌謡曲時代には、9月になれば秋向けのシングルを出すという習慣があり、
秋の名曲もたくさんありますが、最も定番はオフコースの「秋の気配」でしょうかね。
それに負けない、ザ・オータムと言えるアーチストの曲を出していきます。

稲穂(スピッツ)
この人達こそザ・オータム日本代表でしょう。定番は「楓」なのでしょうが
この曲のさわやかさも捨てがたい。バラードじゃないところもいいでしょ。
バラードなら「P」という曲がオススメです。

夕暮れ電車に飛び乗れ(空気公団)
空気公団も秋の似合うアーチストですね。独特の翳りが秋に似合う。どの曲でもいいくらい
なのですが、ちょっとしっとりめの曲を選びました。個人的には疾走感のある曲(例えば
『融』で言えば「線の上」辺り)が好きです。

・思い出がカナしくなる前に(さよならポニーテール)

さよならポニーテールというのは覆面ユニット、どころか複数のユニットがある
そうですね。歌い手さんも何人もいるそうで。それが「さよならポニーテール」という
テイストの曲を持ち寄って成り立っているとか。どうりでアーチスト名で音楽性が分かる
わけだ。極めて秋っぽいコンセプトですが、各季節向けの曲が出ています。
新曲の「ふたりぼっち」も秋向けでいい感じの切なさ満載ですよ。

眠りの森(冨田ラボ&ハナレグミ)
キリンジを挙げようかと思ったのですが、最近お気に入りのこの曲をセレクト。
といっても10年前の曲なんですね。知らなかった。そそられるに決まっている
取り合わせですよね。その期待に違わぬ名曲でしょう。

・Baby I Love You(くるり)

秋にフェスをやっているからか、くるりも秋のイメージがありますよね。(春も?)
わりとミドル〜スローの曲が多いので、秋に向いているのかも知れませんね。
いろいろ迷ったのですが、運よくオフィシャルのYouTubeがあったこの曲を選びました。

untitled#1(古明地洋哉)
最後の2曲はど切ないナンバーを選びました。古明地洋哉さんは今も地道にライブ活動は
されているようですが、新作出さないんですかね。ヒートウェイヴとやった曲が素晴らし
すぎて(これもアップテンポながら切なくて胸つぶれそうな名曲。『世界の果て』の方)
期待して待っているんですけども。

君が好き胸が痛い(KAN)
この人のバラードも秋に聴きたいですよね。「けやき通りがいろづく頃」「星屑の帰り道」
といった秋向けソングもありますが、最後はとびきり切ない曲を選びました。

いかがでしょうか。他にも名曲はたくさんあるでしょうね。私も選びきれなかったくらい
ですから。文句がある方は「こんな曲もある」と教えてください。そういう文句って
楽しいじゃないですか。
posted by なんくい at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする