2018年05月12日

天才現る!

色々面白い情報が公開されているのですが、今日はこれだけ前紹介。
久々のShiggy Jr.です。前のEPがちょっと苦労しているなあ、と
少しだけ心配だったのですが、どうやら杞憂だったようです。
ここからシギジュニの逆襲が始まる!と期待させるこの曲。




いきなり路線が変わってしまったの?と嘆くなかれ。彼らはメチャ広い引き出しを持っていて、
この曲はその引き出しの一つに過ぎないのです。その証拠に、EPのトレイラーがこちら。




どの曲も振り切っていて素晴らしい。個人的には最後の曲だね。最後に「Beat Goes On」と
いうのもアツいじゃない。(こういうところ、従来からのファンなんだろーな)

リード曲「お手上げサイキクス」の話に戻ると、私が凄みを感じるのは、これ発注仕事
なんだよね。アニメのオープニングとして作られているという。つまり求めに応じて
こういうのを出してきている。そしてそれが、彼らの逆襲ののろしになっているという
理想的な展開ではないでしょうか。どんどん攻めていってほしいです。

さて本題です。今日紹介する人は、Abema TVの「日村が行く」というバラエティ番組に
出ていた人なんです。その番組で高校生フォーク選手権みたいなのをやっていたらしく、
そこに出ていた天才で番組内でもサイトオウジュンさんやスカートの澤部さんが絶賛して
いたそうです。

私もその動画を見て「只もんじゃないなあ」と感心したのですが、そこで披露した曲が
中1の頃の曲で、その頃の動画を見てぶっ飛んだという。




これを見ると、現在声変わり中でそのためボーカルが不安定だということが分かります。
(それで衝撃的だったという)何でも4歳からギターを習い始め、小6から曲を作り
始めたそうです。なので、ギターが超絶上手いというのが先ず目立つのですが、楽曲も
中学生ばなれしていて、エゲツナイですね。

弾き語りの音をもう一つだけ。




これ、すごくイイ曲でしょ。ボーカルの説得力と場の掌握力が増した状態でこれを
歌われたら、完全に持っていかれること必至でしょう。


この崎山くん、KIDS'Aというバンドもやっているそうで(ドラムとベースは一つ年上)
その音源も大量にアップされています。その中から「これは」と思うものを時系列順に。








これが中学生時代の音。楽曲とギターに関してはもう完全に完成されている、なんて言葉が
失礼になるくらいとんでもないレベルなんですが、これで声変わりが済んでボーカルが
もっと良くなればもう完全に一流アーチストの仲間入りは間違いないでしょう。末恐ろしい
逸材です。要チェックでしょう!
ラベル:崎山蒼志
posted by なんくい at 12:11| Comment(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

小沢健二「春の空気に虹をかけ」@大阪城ホールに関する個人的な考察

この記事は個人的な感情を書き連ねた記事であります。ただ、
それによって一つの有効な小沢健二評になり得るかも知れない。
また、音楽の普遍性にも何らかの貢献があるかも知れない。
そう思いつつ、記事を書きます。

小沢健二の大阪城ホールでのライブに行ってきました。
36人編成のファンク・オーケストラとか満島ひかりさんの参加
(アウェーとか言ってたけど、元Folderだし、実は結構近いかも)
といった話題もあったので、知っている人も多いかと思います。
(大阪に限らず、行った人もいますか?)

36人編成というのはストリングセクションに人数が要るのでということで、
そこにブラスやパーカッションも加えた、完全装備のバンドと考えていい
でしょう。それが、新旧交えたレパートリーの曲を完全再現するわけで、
そりゃあ盛り上がらないわけはないでしょう、という素晴らしい出来!
加えてオザケンの王子様っぷりっつうか、スターとして城ホールを完全に
掌握していましたね。これだけゴージャスなショーの中心に、ちゃんと
オザケンがいた、というところが凄かった。

といった辺りはありきたりな感想なのですが、ここからは個人的な話を
書きます。ライブを観ていて泣いた箇所について。どこで泣いたかというと、
前半でいきなり披露された「ラブリー」でもなければ息をのむように美しい
「いちょう並木〜」でもなく、雄々しく鳴らされた「強い気持ち〜」でもない。

それは、ライブの終盤に披露された「ある光」という曲でした。


1997年暮れにリリースされた、実質上の活動休止前のラスト・シングル。
母方の祖父の死に際して作られたというクレジット(他にもおそらく色々な
私的な出来事があったのでしょうが)がシングルに記されたことからも分かる、
死そして別れの色が色濃く刻印された、8分という長尺の曲。個人的には同じ
時期に親父を亡くしていることもあり、特別な曲であります。

そんな特別な曲である「ある光」を(やらないだろうなあと思っていたので)
やってくれたんだ!という驚きと喜びもあったのですが、それだけでない。
今回の「ある光」には、音楽と時間の経過に関するあるマジックが宿っていた
と感じたのです。

「ある光」は、活動休止前の実質的ならすと・シングルとしてその意味が深読み
されてきた曲でもあります。いや、深読みするも何も、執拗に繰り返されるこの
フレーズを聞けば、そう思わざるを得ないでしょう。

 この線路を降りたら赤に青に黄 願いは放たれるのか?
 今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに

リリースされた当初は(私自身の境遇にも照らし合わせて)「線路を降りる」とは
死を意味するのかなあと考えていました。当然そのニュアンスもあるのでしょうが、
もっと直接的に「アーチストとしての活動」を指していたと取るのが自然でしょう。
いずれにせよ、一つの季節の終わりを象徴する曲であることには変わりはありません。

それが、約20年もの年月を経て本格的に音楽活動を復活させ、大きな規模で(そのせいか
大阪でもたくさんラジオ出演してプロモーションしていた)ライブを行うという場で
その終盤のハイライトとして奏でられた。それも、レコーディングされたバージョンは
シンプルなバンド編成で作られた曲だったのが、あのフルオケ編成でストリングスも
入ったバージョンで演奏される。リリース当初にあった、怒りのような悲しみのような
熱情を、疑問形でぶつけるようなアーバン・ブルースが、その熱量は色あせないままでも
その「なぐさめられない感情」をやさしく包み込むような視点が、音楽の中にあった。
この曲に過剰に感情移入してきた私は、その音楽に抱擁されたように感じたのだと思います。

ライブの本編は、その後20年後の「ある光」とも言える復活シングル「流動体について」で
終わりました。(当然その後アンコールもありますが)往年の名曲も新曲も同じ地平で奏でる
ことのできる今回の編成は最強だと思いましたし、それが出来る今の小沢健二は、キャリアで
最も充実した時期にあるのではないかと、そんなことを考えたりしました。続きを読む
ラベル:小沢健二
posted by なんくい at 23:54| Comment(0) | 音楽とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月30日

洋邦楽理解説・温故知新#4 Frank Zappa「Peaches En Regalia」

さあ皆さん、ザッパの時間ですよ!

フランク・ザッパという音楽家をご存知でしょうか。「名前は聞いたことある」
という人から「いや、知ってるけど・・・」という音楽マニアまで色々いらっしゃる
ことでしょう。もちろん、熱心なファンもいらっしゃるでしょうが。

フランク・ザッパが20世紀を代表する音楽家の1人であることは、多少なりとも
音楽に詳しい人なら周知の事実でしょう。現代音楽からハードロック、ドゥーワップ、
ブルースと幅広い音楽性をカバーする異才(しかも何をやらせても超絶スゴい!)
でありながら、異才過ぎて過剰な音楽性と多岐に渡るディスコグラフィーゆえ敬遠
されがちな人でもあります。(ただ、ファンがコワイというのは嘘。私の知る限りでは
ザッパのファンは紳士的で、間違いがあっても優しく訂正してくれる。余裕ゆえだと
推察するが)「ザッパがスゴイことは知ってるんだけど・・・」という音楽ファンが
案外に多いのは、そういう事情もあるのでしょう。(Todd Rundgrenもそういう所
あるのかなあ。ただTodd先生は隙も多いんだけどね)

しかし、こんな豊かな音楽を知らずに(聴かずに)いるのも勿体ない! 人生は長いの
だから、1回くらいはザッパの音楽にはまり込む時期があってもいいのではと思います。
ライトな音楽リスナーがもっと気楽にザッパの音楽に触れる状況を作り出したいなあと
考え、今回取り上げることにしました。(まあ、これからこういうマニア向けの人ばかり
取り上げていくつもりではあるんですが)

実は、今の日本の状況を考えるに「音楽と政治」「表現の自由」という側面からザッパを
取り上げることも有効なのだろうと思いますが、それは(誰か私より上手な人がやって
くれないのであれば)別の機会に書くこともあるかも知れません。(でもゼッタイ適任が
いるはずだから、教えて頂けるのであれば、紹介と補足に回りたいのがホンネ)

今回取り上げるのは、1969年の「Hot Rats」というアルバム。このアルバムは1曲を除いて
インスト曲。と言うといきなり敷居が高いように思われるかも知れませんが、聴いて頂くと
全然飽きのこない、スリリングかつポップな、入門編としては最適なアルバムだと思います。
特に1曲目の「Peaches En Regalia」と3曲目の「Son of Mr. Green Genes」は今聴いても
全然古びていない。洗練されたジャズとかクラシックと言われても通用する音楽(実際、
オーケストラがこの曲を演奏するケースも結構あります)

先ず何といってもめくるめく展開の妙。次々と色んな音楽的モチーフが現れ、先の読めない
音楽で聞き手を未知の領域に連れていく。これから解説で明かしていきますが、8つのパート
もあるんですよね。AメロからCメロ、間奏やブリッジくらいまでが関の山でしょうが、3分
半ほどの短い曲にそんな次々に展開していく曲も珍しい。それでいて一貫性もあるという、
音楽を作る人なら手本にしたい(でもなかなか手本に出来ない)曲と言えるでしょう。

そして、アレンジとしても次々と色んな音が現れる非常に楽しい代物。何人で演奏している
のでしょうか。同じ人が色々オーバーダビングしているのでしょう。ライブ盤で聴いても
楽器を持ち換えたり音色を変えたり色々工夫していました。その辺も非常に勉強になります。
そしてその骨格のドラムとベースも、完コピすると非常に勉強になる(出るところと引っ込む
ところが非常に複雑。全部ザッパ先生の意向でしょう)

その楽曲の秘密にどこまで迫れるか分かりませんが(著作権の関係もあり、完全譜面起こしも
出来ないですから)コードを中心に、構成の妙の解説を中心に、まあやってみます。

先ず、1小節にわたるドラムブレイク(曲中にも結構長いドラムブレイクが入るのが印象的)
に導かれて、イントロのパートが現れます。ここを仮にI1としておきましょう。
I1は8小節あり、2小節の繰り返しが4回あります。コードはこんな感じですね。
 |Bm|Bm・E/B|Bm|Bm・E/B|Bm|Bm・E/B|Bm|Bm・E/B|
そこに非常にスケールの大きなメロディが乗っかるのですが、ギターがトレモロで奏でている
のがここでのポイントですね。そこに、ドラマティックなピアノ(特にE/Bにコードが変わる
ところ)が盛り上げ、壮大な曲が始まる雰囲気を演出します。

そして、この曲のメイン・、メロディであるAメロに行きます。ここも8小節で、4小節の
フレーズを2回繰り返します。コードはこんな感じ。
 |Bm|A|Gsus4・Dsus2|A・F#m|Bm|A|Gsus4・Dsus2|A・F#m|

前半の2小節は普通な感じですが、それを後半の2小節でやや裏切るという感じのフレーズ
です。コード的にも、前半の下降進行的な流れを受け継ぎつつ、サステインという曖昧な
コードでおやっと思わせ、S進行(4度下。D進行と違って開けていくような展開になる)
で、この後の不思議な旅を予感させるような奇妙な予感を漂わせていると言えましょう。
メロディ(シンセっぽい音。そこに低音でギターがユニゾンしている)も、勇壮な感じの
前半部から、5連符〜3連符とテクニカルな動きを見せる後半と、ここも前半の流れを
やや裏切るという作り。ただこれも劇的に違うところに行っているという訳でなく、
テクニカルな動きで聴かせつつ、知らず知らずに違うテイストを提示しているという
風でしょう。

そして、美しいサックスのハーモニクスに導かれるBメロへ。ここが、この曲のテイストを決定
づけていると言える重要なパートでしょう。ここもコードを拾っていきます。
 |Bm|A/C#|Dm|C/E|Fm|E♭/G|C#/F|C#/F|B/D#|B/D#|
続けざまの転調というやつですね。前半の6小節はBminor→Dminor→Fminorと短3度ずつ
上昇するという転調の定番です。ほど良く色彩が変わるので効果的なんですよね。しかも2回も
続けると真逆の調に行きますから、手軽に遠いところに行けます。ここでもベースは上昇形を
描きつつ、転回形を用いてD進行で自然と転調していくという手を用いています。メロディも
パーカッシブな奇数小節にシンコペを用いながら上昇していく偶数小節と、ツボを得たパターン
で繰り返しています。そして、そこからどこへ行くのかと思ったら後半の4小節では、5小節目
の転回形を踏襲しつつ1音ずつ下がっていって、次のCメロのEmajorへと着地するように移動
していきます。ここではクラシックなどで多用されるフレージングで、ややしつこい感じで
楽曲にアクセントをつけています。この、ところどころしつこいのも絶妙で、後で総括します
ので覚えておいて下さいね。

そしてCメロ。ここはEmajorに落ち着いて、つかの間の安息を味わうところ。ここは2小節の
部分を4回繰り返すという形式になっています。コードはこうなっています。
 |E|F#min7|E|F#min7|E|F#min7|E|F#min7|
今度はフルートとボトルネックギターのユニゾン。非常に珍しい取り合わせですね。こういう
楽器の使い方にクラシックの素養を感じます。非常にアドリブっぽいフレーズですが、完ぺきな
ユニゾンということは計算しつくされたフレーズなんです。この辺も巧みです。

そしてDメロ。ここも繰り返しなんですが、ここは4小節。尺が短くなっています。
 |Amaj7・G#min7|Amaj7・G#min7|Amaj7・G#min7|Amaj7・G#min7|
先ほどのCメロのコードはEmajorの一→二だったのが、ここでは四→三となっていて、
ちょっと進んだ感じになっています。特に三を使うことでこの後どこに行くのだろうという
曖昧性を帯びていると言えましょう。そしてここでは、2拍ごとにコードが変わっているん
ですね。ここまで1小節単位でコードチェンジしていたのが(Aメロの後半も2拍単位)
端折る形になっているのは、そろそろ飽きてくるのを防ぐ役割と、この後のめくるめく展開の
準備をしているところなんですね。メロディはボトルネック・ギターのみ(フルートは上で
伸ばしをやってるのも趣深い)で、ライブでは好きに弾いている箇所ですね。

そしてEメロ。ここでも次々とコードが変わり、どこへ行くのか分からなくなるところです。
 |C・D|B♭・E♭|A♭・F|G|G7|
ここでメロディはオルガンにスイッチ。オルガンが16分音符の分散和音で摩訶不思議さを
演出し目まぐるしくコードが変わるのと相まって非常にスリリングな箇所と言えるでしょう。
先ず最初のCのコードから意外。その前のG#mから長3度上で関わりは全くなし。調で
考えても同主短調の六の位置という関係。その意味では裏切り感の強いコードですが、
そこからDへと長2度上へ上がり、ということはGmajor?と思わせ(Emajor→Gmajorは
短3度上で、この転調はわりとありがち。G#m→Cが不自然なだけ)解決するかと思いきや
そこからB♭へと行くことでその予感をも裏切り、そこからE♭→A♭とD進行を連ねて
どんどん予想とは違うところへ行き、そこからF→Gへと戻ってくる。つまりここは、かなり
不自然さと自然さの綱渡りをしている箇所なんですよ。そのスリリングさを、最後のGを
セブンスを入れて引き延ばすことで落ち着かせて、次のパートに行くのです。

その次のFメロですが、ここはBメロと同じくサックスのハーモニーで聴かせるパート。8小節
ですが2小節の繰り返しが4回(あるいは4小節の繰り返しが2回とも取れる)のパートです。
 |F・C|B♭|F・C|B♭|F・C|B♭|F・C|B♭|
ここでFmajorに転調?というパートですね。あるいはその前のG7を受けて、あくまでも
Cmajorで四→一→♭七と行っているという解釈も成り立ちます。いずれにせよ、
ドラマチックなサックスのフレーズが印象的なパートですが、同じフレーズの4回繰り返し、
ただフレーズ頭のスケールのせり上がりは2回に1回なので、4小節の繰り返しを2回と
取ってもいいですが、非常にブレイクビート的と言える箇所でもあります。

そして次のGメロもめくるめく展開、なのですが、実はこうなっておりまして。
 |A・B|G・C|F・D|E|E|
ここ、実はEメロのコードを短3度下に移調しただけのものなんです。16分音符のメロディも
移調したらほぼ同じ。(それをオルガンとトランペットのスタッカートでユニゾンしている)
Eのパートを転調して再現している箇所なんですね。Fの箇所を挟んで同じ展開を調を変えて
やっているとも取れます。

そしてそこからイントロの再現(I2と言えるでしょうか)→Aメロを延々リピート&フェイド
アウトという展開で曲が終わっていきます。ただそこも、印象的なサックスのカウンター
メロディが現れたりして、飽きさせないように作っています。

以上が曲の概要です。どんどん新しい展開になっていくことが見て取れたのではと思います。
ただここで感じるのは、非常に現代的なザッピング感覚というか、この時期にまだ世に現れて
いないヒップホップ的な感性すら感じてしまいます。2小節のフレーズを4回繰り返すとか
(特にドラマティックな部分にその手法を多用しているところに絶妙なバランス感覚を感じる)
反対に展開のあるところは規則的(ここはクラシック的と言えるでしょう。同じコード進行を
調を変えてやるところなど)ですし。展開が多くてついて来にくくなるところでクラシック的に
しつこい展開を見せる箇所も、クラシカルな手法をサンプリング的に導入しているようにさえ
感じてしまいます。

以上です。いかがだったでしょうか。少しでも参考になればうれしいです。フランク・ザッパは
非常に分析のしがいのあるアーチストですので、別の曲もチャレンジしてみたいと思いました。
来月は邦楽ですが、来月はあまり知られていないアーチストに光を当てます。ママレイド・ラグ
の「悲しみにさようなら」を取り上げます。この時期にピッタシな、ポップな名曲です。是非
予習しておいてくださいね。
posted by なんくい at 23:13| Comment(0) | 音楽理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする